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部屋に残された、智と高浜先生。
高浜先生は、すぐに部屋のカギをかけた。
そして、室内を見回す。
「すごい部屋だな…室内カメラ…は無さそうかな?」
チェックをし終えると
高浜先生は、立ったまま待っていた、智の肩に手を置いた。
「さとし、大丈夫そうだ。座ろうか」
「はい」
2人は、ベッドの脇に置かれたイスに腰かけた。
「ふぅ、まさか光から、ああ言ってくれるとは思わなかったな。
でも今日は、来る前に、さとしの病気は2回出ちゃったからな」
高浜先生の言葉に、智は苦笑いをした。
「ですね。でも、ありがたいです。高浜先生とデート…なんて初めて」
「ああ。さとし、僕はお前となら一生を共に出来るよ」
高浜先生は、智を見て微笑む。
「先生…」
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