毬-mari-

うさぎ

僕が先に死んでしまうまでに
百万本の花束は贈れないだろう
僕が先に死んでしまうまでに
百万回のキスなら出来るのかな

君がどれだけ強がって見せても
声を聴いただけでわかるんだよ

ほら泣くんでしょ？わかってんだよ
泣いてもいいよ傍にいるから

歯車の外れた甘えん坊
言葉でかけひき？負けてあげないよ

もっと愛してくれるなら負けてもいいよ
さぁこっちおいで 抱きしめてあげる

言葉の海で君を見つけて声を架けた
たわいない話でなんだか惹かれあって

もう数えきれない偶然を重ねて
気がつけばいつしか…Woo…Woo…

僕が先に死んでしまうまでに
百万回の喧嘩はしたくないよね
僕が先に死んでしまうまでに
百万回のアイシテルは言えるかな

僕が誰かに少しでも笑顔見せたら
それだけで君はものすごいヤキモチ

ほら拗ねるんでしょ？声のトーン下がる
ボリュームは上がるマジわかりやすい

初めて会って最初にあげた僕の宝物
些細な繋がり信じれば強い繋がりで

もっと愛してくれるなら僕の全部あげる
もし今淋しいならすぐ電話しておいで

哀しみで錆びた檻から出られない君を
両手でそっと捕まえて僕の胸で温めて

震えていたうさぎ 赤い目をしたうさぎ
でもね 今でも時々…Woo…Woo…

あのね生きてるものは
いつか必ず死ぬんだよ
淋しいのも悲しいのも解るけど
約束して欲しい 順番は守れ…

後どれだけ一緒かはわからないけど

僕が先に死んでしまうまでに
百万本の花束は贈れないだろう
僕が先に死んでしまうまでに
百万回のキスなら出来るのかな

僕が先に死んでしまうまでに
百万回の喧嘩はしたくないよね
僕が先に死んでしまうまでに
百万回のアイシテルは言えるかな