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キミガイルナラ
迷子だった昨日に君の在る今日を足した
君と在る今日に夢を描いた明日を足した
そうして幾つもの一日を繋いだ
出来上がったのは何でもない毎日
かわらないことを嘆いたけれど
かわらないことが優しいと思えた
君がいるなら手を繋げばいいかな
君がいるなら抱きしめていいかな
何でもない日々に甘えていたのだろう
そうすることで自分の弱さを隠したよ
淋しさは結局淋しくて怖い
哀しみはそれでも優しくて
かわらないと思っていたけどかわってる
曖昧に覚えた感覚だけど心は強くなった
それは多分きっと君のせいなのだろう
笑っていられるかな笑ってくれるかな
これからもずっとつぎはぎで作る毎日
僕が守らなきゃいけない君との毎日…
無理して笑った昨日秘密基地で涙足した
足した色が悲しみで滲んでその先で君が
ぼんやり近づいてくるその影を
君だと理解出来る自信はなんだろう
失したものに手を伸ばしてみたけれど
見つけたものがその手を掴んだのは…
君がいるなら未来の僕が願うこと
君がいるなら本当は今から探せばいい
当たり前の痛みに怯えていたかな
それでも陽は昇り僕らを照らして沈む
生き続ける意味に躓いて誰かにぶつかる
目をそらして逃げきれるとは限らないね
曖昧に覚えた感覚だけど心は強くなった
それは多分きっと君のせいなのだろう
笑っていられるかな笑ってくれるかな
これからもずっとつぎはぎで作る毎日
僕が守らなきゃいけない君との毎日…
追いついて追いつけなくなって
心は時々取り残されてまた迷子
もしお互いにそうだとしたらね
ほら この手を掴んでここまでおいで
曖昧に覚えた感覚だけど心は強くなった
それは多分きっと君のせいなのだろう
笑っていられるかな笑ってくれるかな
これからもずっとつぎはぎで作る毎日
僕が守らなきゃいけない君との毎日…
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