最大限の最上級の

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最大限の最上級の

例えばもし君がこの世界から 消えてしまいたいと願うなら ひきとめるべきなのだろうか ついていくべきなのだろうか どちらを選んでも僕はいるよ 離れない離さない傍にいるよ 何が君にとって一番の幸せだろうか 僕は君の幸せになれてるのだろうか 寄せては返す白い波のように 感情は悪戯で気まぐれだから 君を時々不安が襲うように 僕も時々不安になることを 互いが互いを受け入れることで ほらねまたひとつ課題が解けた 後何年何十年一緒に過ごせるかな その時が来たら君はついてくるの 僕より長く生きてくれとは言わないよ 君がついてくることが君の幸せならば 正しいとか間違いとかどっちでもいい 感情論で愛情論を語るのならばきっと 二人にとってそれが答えなのだろう 僕が消えた後は君を抱けないからね 最大限の最上級の好きで好きで大好きで それだけで生きて行けると思わないけど 最大限の最上級の好きで好きで大好きを 生きる意味にするなら怖くないだろう? 春も夏も秋も冬もまだ後何十回も…Woo 例えばもし僕が不治の病でさ 君にとって重荷になる存在で 傍にいて欲しいという本音と 嘘をついてでも突き放すのと どちらを選んでも僕は君が好きで きっと僕の下手な嘘は通じなくて いったいどれだけ君を泣かせるのだろう 僕は君の幸せになりたいはずなのになぁ 頭上に降り注ぐ陽射しのように 愛情は果てなく優し過ぎるから 君は時々見失いそうでしがみついて 僕は時々わざと君を困らせたりする 互いが互いを認め合うことで ほらねまたひとつ絆は確かで 後何年何十年笑えていたとしたら その時は二人でシワの数でも数え 僕より長く生きてくれとは言えないんだ 君がついてくるって言葉に惹かれたから 正解とか間違いなど意味はあるのかい 感情論で愛情論を悟るのならばそれは 二人にとって最後の決断なのだろう 僕が消えた後は君に与える飴はない 最大限の最上級の好きで好きで大好きで それだけで生きて行けると思わないけど 最大限の最上級の好きで好きで大好きを 生きる意味にするなら怖くないだろう? 春も夏も秋も冬もまだ後何十回も…Woo 桜も海も楓も雪もまだ後何十回も…Woo それでも君が願うのならば…僕は…Woo ずっと…ずっと…離れないから…
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