複製人～幻想郷に行った一般人の話～

紅い悪魔にカリスマがあるのは最初だけ

食事を始めて少しして俺はあることに気がついた。

明「そういや、中国って人は?」

俺を助けたってゆう人がいないのだ。

咲夜「門番なんだからここにいるわけないでしょう」

そういやそうだな、後でそっちにも行ってみるか。

ﾌﾗﾝ「そういえばお姉様、今日美鈴と遊んだんだよ」

めいりん?まだ誰かいるのか?

咲夜「美鈴は中国のニックネームよ」

今さらだけど中国が本名って変なひとだなぁ。

それにしても、みんないい顔してるな。
楽しそうに話すレミリアとフラン。
それを見て微笑む咲夜と小悪魔。
パチュリーも初めに会ったときと同じように眠たそうな表情だが、心なしか笑ってるように見える。

そんな光景を見て俺の顔も自然と綻んだ。

そしてあることをすると決めた俺は、残っていたご飯を食べ終えて。
明「ごちそうさま、先に部屋に戻るよ」

と、いい食堂を出た。