紅い悪魔にカリスマがあるのは最初だけ

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図書館に入った俺はとりあえず、パチュリーに会いに行くことにした。 明「よう」 パチュリー「なんのようかしら?」 明「ちょっと暇潰しにな」 パチュリー「そう、いてもいいけど静かにね」 と、あまり興味なさそうに話す。 明「了解、何か面白そうな本はないか?」 パチュリー「そうねぇ、貴方は絵を描くんだっけ?」 明「そうだが」 あれ? 俺、パチュリーに絵の事話したっけ? パチュリー「あっちの方にその関係の本があったはずよ」 明「ありがとう、とりあえず行ってみるよ」 パチュリーは返事をせず読んでいたらしき本に視線を戻していた。 そして示された方に行ってみると、そこにはゴッホ等の画集、筆の使い方、萌え絵の書き方、色についての本などかあった。 なんか、変なの交じってないか? ふと横を見てみると幻想郷縁起と書いてある本を見つけた。 なんだこの本は? そう思いつつ俺はその本を手に取った。
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