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食堂に着くとすでにレミリア達がいた。
レミリア「遅かったわね」
明「すまん、門のところに行ってた」
レミリア「ああ、だから中国も一緒なのね」
美鈴が、だから中国って呼ばないで下さい……って言ってたのは幻聴であろう。
明「ところでなんで今日は美鈴も一緒なんだ?」
レミリア「あら?いやだった」
明「そうじゃないけど……」
レミリア「あなたが中国と話す機会がないと思ってね」
明「ありがとうございます」
レミリア「別にいいわよ、さっ食べましょう」
そうして俺達はなんてことない会話を楽しんだ。
食事を終えてから一度部屋に戻った俺はレミリアの部屋の前にいた。
───トントン
レミリア「どうぞー」
明「失礼します」
レミリア「あら?どうしたの?」
明「そろそろ出ていこうかなと思ってね」
レミリア「別にまだいてもいいのよ?」
明「俺もまだ残っていってもいいんだが、他のところも見てみたくてね」
レミリア「そう、じゃあ止めはしないわ。せいぜい気を付けなさい」
明「あと、これを渡しにきたんだ」
と言って二枚の紙を渡した。
レミリア「これは……」
明「食事のときと遊んでたときの絵を描いたものだ。せっかく描いたから渡そうと思ってな」
レミリア「そう、ありがとう」
明「これぐらいどうってことないって。
じゃあこれで」
そうして俺はレミリアの部屋を出た。
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