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あのよくわからない穴?に落ち続けて5分、まだ地面に着くような気がしない。
明「まったくいつまで落ち続け───ぐびゃ」
と言っていたら地面に着いたようだ。
…………頭から。
明「いってぇ、何処だここ?」
起き上がって周りを見ると二つのものが見えた、一つは薄く霧がかってているがよくある湖、
もう一つはこれも海外にはよくありそうな洋館だ。ただし真っ赤であることを除けばだが、
明「とりあえず、あの館に行ってみるか。他にあてもないし…」
それにしても寒い、秋にしたってこの寒さは異常だろ。
少し歩いてやっと門がはっきりと見え始めたその時、
??「あんた、なに勝手にあたいのナワバリに入ってるの!」
子供のような声がした、振り返ってみると確かに子供はいた、しかし
明「浮いてる……?」
その子供は空に浮いていた、いや飛んでいたと言う方が正し「問答むよー、食らえ[氷符 アイシクルフォース-easy-]」
目の前の子供が札のようなものを出したと思ったら、急に氷のようなものを放ち始めた。
俺は直感した、
ああ死んだな…、と
倒れる前、目の端に緑色の服を着た人が映った気がした。
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