80人が本棚に入れています
本棚に追加
一方
友美を追いかけていった神矢は病院の外にある公園にいた
その公園の中心にある大きな木
友美はそこにいた
友美「なんで、なんでなんでー」
神矢「友美大丈夫か??」
友美「大丈夫なわけないでしでょ
翔真が私達の事、わすれちゃたのょ」
木の下で友美は泣いて叫んだ
神矢は友美の頭を叩いて言った
神矢「彼奴は鈍感で単細胞、手は速いし頭もよくない、でも彼奴は勉強以外で期待を裏切るような事だけは絶対にしなかった
だから今だって大丈夫に決まってる
信じよう、みんなで」
神矢の言葉に慰められた友美の涙はいつの間にか止まっていた
友美「…………そうだね
私達が翔真の為にも頑張らなくちゃ
泣いてる場合じゃないよね」
風が吹き神矢達がいた木は
風にゆらされていった
まるで友美をはげますかのように
最初のコメントを投稿しよう!