171人が本棚に入れています
本棚に追加
/362ページ
尽かさず俺は、自分の右手を猫師匠さんの
喉元に持っていく!
「…こぉしょしょしょしょしょしょ!!」
そして思いっ切りこしょこしょしたった!
そらもうムツゴ○ウさん張りにね!!
「…グォル」
…ぁ、やっぱり師匠さんって猫なんだ?
ゴロゴロって喉が鳴り始めたし、元から
細い目がもっと細くなっていってる
…よし!
「つっかまぁえた!!」
ぽん!
「っ!?にゃんと!!」
見事に肩を叩けたぜ!ひゃっほ~い!!
「うむむ、しくじったわい」
「へっへぇ~ん!!どんなもんだいっ!!
それじゃあ猫師匠さん!俺にb…」
「…水を差す様で悪いが、南 康太」
「…はい?」
人が折角テンションアゲアゲでいたのに、
未だに木の上にいる俺らに向かって、
北川君が言ってきた…つか、嫌な予感しか
しないんだが…??
「…30秒のタイムオーバーだ」
「何故それを早く言わなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
ちょっ!!君狙ってたでしょ!?これを
狙ってたでしょ!?!?
「すまん、間違えた」
「何を!?何と間違えた?!??」
…猫師匠さ~ん、この弟子さん酷いッスよ
「…ぐっ!」
「親指立てるな、この猫ぉおっ!!!!」
.
最初のコメントを投稿しよう!