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「…あ゙~っ!!駄目だぁぁぁぁあ!!!」
思い切り叫んで、寝癖がピコピコ飛んでる
頭を掻き毟った
何だか最近疑心暗鬼と言うか、何というか
…疑り深い?…いや、人間不振??
…うん、まぁいいや
兎に角、旦那様を疑うのだけは止めよう
…あの人の事だ、何か考えがある筈だ
「…着替えよ」
信じて、言われた通りにしよう…!!!
ガチャ!「…」
「ぁ、お早うございます、西崎さん」
身支度を終えて、俺が部屋から出ようと
した丁度その時、ドアが開いて、もう既に
何時ものメイド服に身を包んだ西崎さんと
顔を合わせた
…流石メイド長、こんな朝早くても完璧だ
「…アンタ、どうしたの?」
酷くびっくりした顔で、西崎さんが言った
…どうしたのって、何がだろう??
「…だって、あのアンタがもう起きて
いるなんて…!」
「…いやいや!流石の俺でも、助っ人に
呼ばれてるのに遅刻なんてしませんよ?」
…うん、あの…普段が普段だからね!?
そう言われても仕方ないよね!?
…遅刻魔って駄目ねぇ?本当…orz
あははと苦笑しながら、俺はそんな事を
考えていた
.
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