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でも、これで６ページ前の疑問は解けた！
アレって言うのは、このプログラムの事で
データはまんまの意味だったのか！！
｢そうよ？
アンタから採ったデータを基に、普通の
人の身体能力の値に対して、どの位の
強化が必要か？
…また、強化した時の身体への負担も
ある程度計算できて、どの程度までの
訓練が必要か？
…などなど、今後の開発・強化に対して
とても有意義に使って貰えるのよ？
…勿論、アンタには、そのまま怪人退治を
続行してもらうけどね｣
…俺の《無駄に》高い身体能力がこんなに
役に立つなんて…感激ッス！！
｢…無駄って言った事、根に持ちすぎよ｣
…すみません
そんな俺と西崎さんのやり取りを見て、
旦那様がまぁまぁと宥める
｢…無駄と言ってしまったが我々は、君の
その能力を高くかってるんだ
気を悪くしないで欲しい｣
｢いや、悪くはしてないので大丈夫です！｣
ただ無駄言われて落ち込んだだけです！
…でも、
｢…あの、俺…怪人を
倒すのは良いけど、お嬢様がピンチの時は
そっちを優先させますけど…｣
率直にそう言うと、旦那様は少し驚いた後
ニコリと笑い、西崎さんは眉間に、深く
溝を刻んだ
…俺、なんか変な事言ったかな？
．
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