Case2 怪人+お嬢様=世界征服!?

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そう言って、出されたのは右手の小指で …指切りなんて、久しぶりだなぁと 思いつつ、その小指に俺の右小指を絡ませ 「…判りました、約束な?」 「…はい」 二人で笑いながら、指切りゲンマンを歌う なんか…小さい頃に戻ったみたいだなぁ~ まだ、名前で呼び合えた、あの頃に… 「…お取り混み中悪いんだけど…」 「わぁ?!」「きゃあ!?」 いつの間に!?ってか何時からそこに いたんですか!?って聞きたくなる位の 西崎さんの存在にびっくりして声を上げる 俺とお嬢様 そんな事はお構いなしって感じで、 「何時って、むきゅって辺りからだけど?」 また俺の心読みやがった西崎ぃ~!?!? 「だから読心術禁止!てか大分前から 居ましたね!?」 「…うっさい!!」バコン! 「あだっ!!」 …うん、煩かったのは認める けどデッキブラシは無いわぁ~!! おれ、泣いちゃう!! 「キモい」 「…orz」 …もう、流石に心が折れたよ 「り、りょうちゃん!もうやめて下さい! 康太さんの体力はもう零ですよ!?」 「いいのよ、ゆうちゃん!コイツなら こんぐらい平気!」 それ、何のネタっすか?二人…! ってか、あれ?西崎さんがお嬢様相手に タメ語になってる?普段は完璧な位の 敬語なのに…
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