Case2 怪人+お嬢様=世界征服!?

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「何を隠そう、私は今プライベートタイム! 故に、あんな堅苦しい敬語は使わない! お嬢もあだ名で呼んじゃうゾ☆キラッ」 「普通に休憩時間って言ってください! 寧ろ堅苦しい!てかキャラ違くね?!」 「ゆうちゃ~ん♪」 「人の話聞いてぇ~!!!」 ああ、西崎さんのキャラが崩れてく… てか、こっちが素なんだよな~? 西崎さんは、もともと旦那様がお嬢様の 遊び相手にって事で、ちっちゃい頃に、 弧児院から引き取られたから、普段…てか 休憩中とか、プライベートはこうやって、 お嬢様と…じゃれてる?? うん、遊ぶって言うよりはじゃれる… だな、これ それがどうして今はメイド長なんて事を してるかまでは、俺もよくは知らない 俺が来た時にはもうメイドだったし、 教えてもくれない…ま、いっか!! …でも、何か、いいなぁ~?あだ名って… 俺、まだ《さん》付けだもん 「そこは長年の付き合いの差よ?」 「そこそこ長い付き合いですよ!?てか 何ですか、その勝ち誇った様な笑みは!」 …そもそも、なんでこの人ここにいるの? 「あぁ、それはね…」 ビー!ビー!ビー!ビー! 「!?な、なんだぁ?!」 「あら?」 「まあ?」 西崎さんが何か言おうとした瞬間に、 けたたましいブザーの音が鳴り響いた
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