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…うん、確かにね？桐生寺って、科学とか
発明とかが専門って聞いてたよ？でもさ、
｢…なんで俺の部屋の床がパカッと穴開いて
落ちた先が俺のバイクの上な訳？！！？｣
なに、この科学力！？
［ｻﾞｻﾞ！あ～、それはね？出動する時に
時間掛かるからって事で、直通にしたの］
｢勝手に人の部屋改造しないで下さいよ！｣
バイクガレージ中に、西崎さんは声を
反響させ、アナウンスする
しかし、ここの家、油断できないぜ…！
［ぶつくさ言ってないで、行くわよ！！］
｢…はい！！｣
とにかく、急いで行かないと…！と思い、
ヘルメットをかぶ…って、アレ？？
［それと、康太？］
｢…はい、なんですか？｣
恐らく、ヘルメットにイヤホンマイクが
仕込んであった様で、西崎さんの声が
ハッキリと聞こえていた
［私は、今から康太のサポートに回るわ？
判らなくなったりしたら、私が全力で
フォローするから…だから、…思いっ切り
ブッ倒しなさい！！］
…そんな事言われたら…
やるしかないっしょ！！！
｢はい！！！！！｣
俺は、人生で１番に近い位に大声で
返事を返した
［ＯＫ、ｂｏｙ？
Ｌｅｔ…ｓｅｔ、ＧＯ！！］
ぶろおぉぉぉ…！！！！
合図と共に、俺はエンジンをブオン！と
勢い良くならした
…てか、なんで英語？？？
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