Case3 噂×噂+制服=進化形?!

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どんどん教室から離れていく俺の耳に、 康太いいなぁって言う声が聞こえたけど、 …どっちだ?吉田か!?羨ましいのか?! よしきた、今すぐ代わってやるから、 その焼きそばパン寄越せ!!寧ろ今すぐ 助けろ!!助けてくださぁぁぁい!!!! 「…アンタっていつもそうなの?」 「…へ?って、うぉあ!!」 急に止まって西崎さんが何か言ったから、 聞き取れなくて聞き返そうとした瞬間に、 ぽいと投げられた …いっ、イタイ… 「まぁどうでもいいわ?それより…」 なぁんか一人で自己完結した西崎さんの 前に正座する …うん、叱られる気満々ですね、判ります 「今日から私も高校生として生活するから」 「…へぃあ?!」 てっきり怒鳴られると身構えてた俺は …正直、拍子抜けした しかも…ん?な、なんだってぇ!? 「こ、高校生ぇ?!?!」 え!?西崎さん、俺の2こ上ですよね?! 「だから留学してた事にしたのよ? ダブりで入った設定!…判る??」 「はぁ、まぁ…でも、なんで…??」 西崎さんって、とっくの昔に飛び級で 大学を卒業したのに、なんで、今更 高校生に?しかもこんな半端な時期に… .
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