Case3 噂×噂+制服=進化形?!

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「ああ、この人はね?」 ほい、とヘルメットを渡してきながら 西崎さんが言う …ヘルメット? 「桐生寺家の科学開発部のチーフで、 対怪人用システムの発明者・村上朝子さん 保健医としてこの高校に潜入して貰ったの あ、保健師資格は持っていらっしゃるわ」 「はじめまして~♪あらぁ、思ったよりも 細いのね~?」 …アレ?凄い人が目の前にいる筈なのに 何このマッタリ感…?! …多分、この竹〇結子似のチーフさんの せいだな、うん 「でも、何で保健医??」 「学校でもサポート出来るように、パート2 学校サイドにも協力を仰いで、保健室に 整備室を隠させて貰ったのよ? で、村上さ…先生はその管理」 「他の開発は部下に任せてあるし、ここでも 出来るから、いいかなぁ~って…」 …なんか、ノリが軽いッスよこの人… 凄い人なのに… 「と!言う訳で!!」 ガポッ!! 「ぎゃ!?」 「はい、いってらっしゃい!!」 ずっと手に持ったままだったヘルメットを 奪い取って、勢い良く冠せる 「ちょっ、ちょちょちょちょっと待って!」 背中をぐいぐいと押してくる二人に 俺は叫んだ .
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