Case3 噂×噂+制服=進化形?!

10/24
前へ
/362ページ
次へ
一番奥の、具合の悪い生徒を寝せる為の ベットがグルリ!と回転して、形が俺のと 少し似ているバイクが登場する …ナニこのサ〇ダーバード!? てか、ここに生徒が寝てたらどうする つもりなんですか?! 「…ほら!!びっくりしてないで、さっさと 行きなさい!」 「ちょっ、ちょっと、だから待ってって!」 漸く押すのをやめてくれた西崎さんの方に 向き直り、フルフェースのヘルメットの 前を開ける 「さっきから何なのよ?」 …そんなに明ら様に不機嫌な顔しないで 下さいよ… 「…あの、俺が行ってる間、西崎さんは…」 「勿論、ここでアンタのサポートよ?」 やっぱりね!そうだよね! 「…なによ?氷川き〇しの曲よろしくな そのツッコミは?」 …いや、たまたまっすよ?たまたま!! そう苦笑いした俺は、大事な事だから 至極真面目に話を進めようとした 「…あの、俺は大丈夫なんで…、西崎さんは 先に、教室に戻って貰えませんか? 二人とも帰らなかったら変だし、…それに お嬢様が一人になってしまいます 俺がいない間、西崎さんがお嬢様を守…」 ガション!! 「ぎぁっ!?」 ま、まだ俺が喋ってる途中で、前の所を 閉じないで下さいよ…!! .
/362ページ

最初のコメントを投稿しよう!

171人が本棚に入れています
本棚に追加