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「とりゃぁぁあ!!」ガキン!!!
{ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!}
振り上げた携帯剣を真っ直ぐ下ろして
エビ怪人のハサミを叩き切る
意外と、びっちり身が詰まっていたのか、
バリバリと硬い殻を切り裂いた先の
抵抗感は凄まじくて、ぐっと、更に
力を加えないと無理な位だった
…ちょっと旨そうって思ったのは俺だけ?
『エネミーダウン、残り30%』
{っチ!こんのぉぉぉぉぉぉ!!!!!}
切り落とした左手をほっぽりだして
一気に近付くと、残ったハサミの手で、
ガチンガチンと俺の腕や脚を狙ってくる
…ぇ、ちょっ!
か~な~り!痛そうなんですけど!?
「ちょっ!怖い怖い怖い怖い!怖いって!」
ガチンガチン!って挟まりそうなのを
慌てて避けていくけど、奴も中々素早い!
避けた瞬間、次の攻撃が来ていた
「ちょっ、待てぇぇぇぇぇぇいっっ!!!」
ガキィィン!!
{ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!!}
「…ぁ」
まぁ、何と言う事でしょう…!!
防ごうとした拍子に、上手い事右手の
ハサミを切り落とせた
…ナイス俺!!
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