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「久しぶりだ皆の者」
魔法陣から現れたのは男性と女性で腕を組みながら登場した。
『お久しぶりです地帝様』
席に座っていた帝達は席を立ち、この会議室に最後に来た男性…地帝に頭を下げた。
「あなた、私もお仕事モードに入らせてもらうわね。」
地帝と腕を組んでいた女性が惜しむかのように地帝の腕から離れた。
「そうか…もう少し触れていたかったが、仕方あるまい」
地帝は残念そうに女性を見た
「そんな顔で見ないで下さい地帝様、悲しくなります…」
「すまない…天帝よ」
「ガハハハ!あいかわらずの熱々ぶりじゃの~地帝殿」
雷帝が笑いながら地帝をちゃかし始めた。いつも雷帝がこう言わなければいつまで経っても会議が始まらないのだ。
「おお…すまんすまん。では会議を始めようか?」
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