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「んで、井上夫妻はなんで俺らを召集したわけ?」
「ちょっと土帝!あんたなに地帝様を本名で呼んでるのよ不謹慎よ!」
土帝の地帝に対する態度に水帝が怒りを表した。
「アリスよ落ち着け。私は気にしない。土帝がいつも通りで私は安心だ。」
「地帝様が気にしないなら…あと仕事の時は水帝と呼んでくださいって言ってるじゃないですか。」
「良いではないか別に。…話を戻すが今回は仕事ではない…」
「…どういうことだ。」
冥帝が疑問の声をあげた。無理もない今までに仕事でしかこんな所に集まったことがないのだ。しかも飛びきりめんどくさい仕事でしか…だ。
「実は私の息子がめでたく高校生になったのだ。」
地帝の言葉に天帝以外の帝達とその部下が首を傾げた。
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