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「あの…意味分からないんすけど?」
「焦るな炎帝、みなまで聞け。」
「すいません」
「私の息子…蓮がこの度私の母校である東東京魔法学校に見事主席で合格した。」
『おお…!』
地帝の言葉を聞いた者達から驚愕の声があがった。
「あの超難関高校を首席かよ…やるねぇ~」
炎帝がニヤリと笑いながら呟いた。
「ふふ…どうした炎帝、顔が笑っているが?」
「いや~ちょっと地帝さんとこの息子さんと闘ってみたいな~なんて」
「でたー炎帝さんの戦闘オタク、本当に闘うこと好きなんですね。」
木帝が人懐っこい笑顔を炎帝に向けながら尊敬の念を送っていた
「おっと…言い忘れていた。実は2日前にな息子の蓮が母さんと勝負がしたいと言ってな、私が見守る中、軽く闘わしてみたのだよ。」
…シーン…
地帝の言葉に会議室は沈黙に包まれた。
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