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「早いねぇ~冥帝さん。いつもはこんな早くないでしょ?」
炎帝が自分の席に座りながら、左側にいる冥帝と呼ばれた男に語りかけた。
「まあな…我が早くて悪いか?」
「そんなこと言ってないでしょうが…ただ珍しくてねぇ。」
「ふん…」
「冥帝様~もうちょっと会話しましょうよ…すいませんね炎帝様」
冥帝の後ろにいつの間にか女性が立っていた。
「別にいいよ俺は気にしてないし。アグニムちゃんは優しいね~」
「いえいえ~」
アグニムと呼ばれた女性は嬉しそうに炎帝に笑顔見せた。
「そういえばクロド、他の帝はどうやって来るんだ?」
「他の皆様は転移魔法で直接的にいらっしゃるかと思います。」
炎帝は煙草に火をつけながら、部下…ルズベルト=クロドに聞いた直後、3つの空席に魔法陣が浮かび上がった。
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