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「で、なんで今日は呼び出されたんだ?」
炎帝がタバコを吸いながら他の帝達を見渡しながら言った。
「地帝様からは緊急の連絡があるとだけしか言われておりませんわ。」
海帝が冥帝の部下であるアグシムが淹れたコーヒーを飲みながら答えた。
「最近何か危ないこと起きてましたっけ?」
「儂の惑星では起きとらんが…その様子じゃあ木帝の坊主の惑星も平和なようじゃな。」
「平和が1番ですよ雷帝さん。」
「そんなことは言われなくても分かっとるわい!」
「おい…」
突然、今まで目を閉じて黙っていた冥帝が声をあげた。
「いらっしゃったぞ…」
冥帝の言葉でそれまで話していた他の帝達の雰囲気が変わった。
それと同時にひとつの魔法陣が浮かびあがった。
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