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……頭が、痛い。
割れそうだ。
重い瞼を開くと、目の前に眼帯の少女が見えた。
ああ、綾波レイだ。
嫌だ。
知らない間に覚えてしまっている。
綾波レイのフィギュアがあることから、ここが太志の家だということはわかった。
昨日、何があったんだっけ?
たしかちゃんこを食べに行って、お酒を飲んで……。
……。
記憶がない。
割れそうに痛い頭を抑えベッドから起き上がる。
うん。
裸だね。
下着は床に乱雑に脱ぎ捨ててあった。
どうやらあたしはまたやってしまったらしい。
記憶のないうちに。
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