上直空也 享年17

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「ふむ、記憶ははっきりしている…か。」 空也に聞こえないぐらいの声で彼は呟く そして、荒い呼吸をつき、ついには地面に倒れてしまった空也に彼は近づく 「すまないね、嫌な事を思い出させてしまって」 彼が空也のせなかに手を置く すると空也の呼吸が元に戻った 「ゆっくり息を吸え、ゆっくり吐け」 ふぅ、ふぅ、ふぅ。 と空也の呼吸は落ち着く パチン 彼が指を鳴らす途端に空也と彼のそばに黒色のイスが現れた 彼は手を差し 座れとうながす 空也と彼はイスに座り向かい合う 彼がもう一度指をならす パチ、パチパチ 彼と空也の間に焚き火が現れる… そして彼は話を始める
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