第1話

2/9
前へ
/12ページ
次へ
「―――くん」 しかし、何故か俺の周りには、 その平和な日常を崩す連中が沢山いる。 「み――のくん」 例えば、別の高校に通っている、不幸な男とか…。 常盤台中学に通うお嬢様で、 俺のことを『お兄様』と呼び慕う少女とか…。 「水野――ん」 学園都市に7人しかいない、 超能力者のレベル5第1位の男女とか…。 常盤台のエースである、ビリビリ中学生とか…。 「水野ぉぉぉお!!」 今、耳元で怒鳴っている友人とか…。 全く… 「少しは静かにしてもらいたいもんだな…」 俺は1人、ポツリと呟いた…。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

89人が本棚に入れています
本棚に追加