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賢汰「この部屋だよな。音がし たの」
賢汰がキョロキョロしながら言う
昌志「多分」
昌志もかなり落ち着いたようだ
賢汰「おい!こいつじゃね?」
昌志「間違いねぇな」
そこには"皿"が割れていた
しかし、割れるにしても不可解である
ここは台所だ
皿があっても不思議ではない
しかし、なぜ落ちたんだ
賢汰「不思議だと思わねぇか? この皿」
昌志「確かに。皿の棚の前で割 れているが、棚の扉が完 全に閉まっている」
二人の推理は続く
賢汰「台の上に乗った形跡もな い。どういうことだ。」
おかしい
不可解な点が多い
やはりこの館には何かがいる
昌志「そろそろ戻るか」
賢汰「ぁぁ」
オレたちは皿の謎を解けぬままみんなのいる玄関への廊下を歩き戻った
賢汰「昌志さぁ、その内股どぅ にかなんねぇ?」
昌志「は?内股じゃねぇよ!」
その脇で笑う陰があったのも知らずに…
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