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【今日は集まってくださり誠にありがとうございます。今日クイズに参加される方は工場入り口から中にお入り下さい】
「おっ、もう始まるみたいだぜ」
「そうみたいだな…」
「和樹くん…」
紗織は不安に俺の袖を引っ張る。
「大丈夫だって、ただのクイズだろ?死にゃしないさ」
「う…うん…そう…だよね」
「あぁ。さっみんな行こうぜ」
そう言うと俺は龍と紗織の手を引っ張りながら工場の入り口を通り中に入った。
中は真っ暗で何も見えない…真っ暗の中をずいぶん歩いた
大体工場の真ん中辺りにきた時だろうか…眠気に襲われた。
急激な眠気だ…。
普通ならありえないくらいの眠気…そのまま俺達はなすすべもなくその場に倒れた。
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