0人が本棚に入れています
本棚に追加
黒蝶紗織の場合
突然携帯がバイブ音を響かせながら揺れ動く…。
「…見たことのないアドレスからのメールね…」
最初は間違いメールかイタズラメールかと思った。
とりあえずメールを開いてみる事にした。
《黒蝶紗織様、クイズに参加しますか?しませんか?》
「なにこれ?」
本当にイタズラメールかと思った…けれど…何故か分からないけど、どうみても怪しいのに惹かれるものがあった。
何が惹かれたかも良く分からない…。
けれど、気がついた時には既にメールを返していた。
《参加します》
すると、ものの数十秒で返事が返ってきた
《参加ありがとうございます。ではこちらのメールにアンケートがございますのでそれを答えてまた送信してください》
…アンケート?
何故アンケートが関係ある?と思いながらもアンケートに答え、メールを返した。
すると
《アンケートありがとうございます。場所は貴女の町にある壊れた工場にきてください。日時は今週の土曜朝9時半です、お待ちしております。》
【…壊れた工場って港の方にあるあの工場かな?】
などと考えながら欠伸をして自分のベッドに横たわり眠りにつく
最初のコメントを投稿しよう!