第二章~IQ150!?~

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「まずは委員長から決めないとな。誰か立候補はいるか?推薦でもいいぞ。」 委員長に立候補するやつなんているのだろうか? そんなことをおもっていると1人の男が手を挙げた。 「立候補か?」 「いえ、僕は滝川さんを推薦します。」 「えっ?」 推薦された那奈自身も驚き戸惑っていた。 「滝川、いいか?」 「え、えっと…。」 那奈は困っていた。どうにかして助けてあげられないだろうか? 「滝川、どうする?」 「じ、じゃあ…。」 那奈が言い終わる前に俺は立ち上がった。 「赤澤どうした?」 「俺が委員長になります。」 はい? 俺は何を言ってるんだ? 「「「おぉ~。」」」 教室から感嘆の声が漏れた。 「そうか、赤澤がなってくれるか。じゃあ、滝川は副委員長でいいか?」 「は、はい!」 那奈も俺の立候補驚いているようだ。 俺はさっきの自分の行動を不思議に思いながら、後の役員決めを眺めていた。 .
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