第二章~IQ150!?~

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下駄箱で靴を履き替え廊下を歩く俺たち。 校内の案内図を見たところ下駄箱から一番遠い教室が俺たちの教室らしい。 教室までかなり距離があるので、会話しながら歩いていた。 「滝川さんはどうしてこの学校に入ろうと思ったんだ?」 「那奈でいいですよ。家から近いですし、学費もやすいから、です。えっと…。」 困ったような表情をする彼女。顔立ちも可愛いし、パーツも整っている。正直言って好みのタイプだ。 「……か?」 何か言っているようだが、よく聞こえない。 「……ますか?聞いてますか!?」 「へっ!?な、なんだ?」 声が裏返って変な返事をしてしまった…。 「だから~!!名前は何ですか!?」 どうやら怒らせてしまったらしい…。 「ご、ごめん!!」 .
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