第二章~IQ150!?~

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そういえば、名前言ってなかったな…。 「俺は赤澤聡。聡って呼んでくれ。」 「聡君か…。聡君はどうしてこの学校に?」 こうして名前を呼ばれるとドキドキするな。 「那奈と同じ理由だよ。だけど、この学校に入学できるとは思ってなかった。」 「どうして?」 大きな瞳をクリクリさせてそう聞くをする彼女。吸い込まれそうなほど澄んでいた。 「統一模試でもC判定だったし、試験も不調だったしな…。」 「だけど、しっかり入学できてるよ?」 そうか、彼女は理由を知らないんだな。当たり前だよな。 .
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