第二章~IQ150!?~

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「実は、俺はこの学校に落ちていたんだ…。」 「どういうこと…?」 「そのままの意味だよ。だけど、合格者が1人辞退して繰り上がり合格したんだ。」 「そうなんだ…。」 どうやら彼女を困らせたらしい。どう反応すればよいのか悩んでいる様子だ。 そんな彼女を見てるといつの間にか教室に着いていた。 「んじゃ、俺は席ここだから。」 「わかった。…あ、あのさ、よかったら一緒に今日は帰らない?帰り道不安でさ…。」 照れ笑いをしながら頼む彼女も可愛いなぁ。 「いいよ。また後でな。」 彼女は自分の席へと歩いて行った。 後ろ姿を見ると背丈は小さいのだとふと思った。 170cmの俺より頭ひとつ分小さくみえるので、164cmくらいだろうか? そんなことを考えていると急に声をかけられた。 .
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