序章

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アニメサークルには、そこまで入りたかった訳ではなかった ミクたんサークルなら即入った(勿論ないかと言って作る気力もない)が、アニメとかの他のキャラには一切興味はないのだ。 ミクたん一筋な俺からしたら邪道であった。 特に、ミクたんの次に発売されたリンたんボーカロイドファンは特に嫌いだった。(良さがわからない的な意味で) 入ってみると、サークルメンバーは雑食な人ばかりだったので、俺のミクたんの話についていける者がいなかった。 というより、俺がミクたんを語りだしたらみんなうんざりして嫌がった程だった。 そんな中、俺は薄記の資格をとる勉強をし出した。 アルバイトもしててわかるが、趣味のミクたんグッズに金がそれなりにかかるし就職はきちんとしたところに就きたかった。 勉強はそれほど嫌いじゃなかったし、それに勉強後のミクたんボイスの「勉強お疲れ様」は格別に最高だった。
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