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毎日の日課
朝起きて寝ぼけた頭を冷ますために家賃に相応なあまりよろしくないアパートの自室の窓を開けてタバコを吸う事。
まだ起きて数分の、俺の身なりなんか最悪なこの時間にあいつは自転車でこのアパートの前を通り過ぎる。
なんとなく日課になったこの行為の理由はあいつにもある気がする。
「……………お。」
「あ!木庭さーん!」
宮原 たけるクン(21)
どこに住んでるかは知らない。
職業も知らない。
たぶん学生？
知ってるのは朝のこの時間
8:30にうちのアパートの前を自転車で
颯爽と走っていく事と
男らしい名前だけ。
俺に気付いたら自転車を止めて手を降ってくる
爽やかな青年クン
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