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目の前を走る
深紅に塗装された単車は
私が夢に見る程に
恋焦がれた
大好きな単車やった。
それに惜し気もなく乗り
たまに無駄な蛇行をする。
やたら…羨ましい…
仲間の元に帰ると
皆が普通~に
魚肉ソーセージを食べ始めた
もちろん私もですが…
そんな中…
仲間・純の 余計な一言
「レン!お前ZⅡ大好きやん
乗せてもーたら?」
ワレッ!コラッ!!
なに余計なコト言~てけつかんねんっ!
と言いたいのを堪え
「いや…えーわ」と答えた。
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