一鬼

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「此処が都かぁ♪」 「結界だらけだな」 誰もいない道を歩く二人組。 それもそのはず 今は夜中だ。 普通なら寝ている。 「これからどうするんだ?」 「寝床を捜す 昼間は散策だな」 「寝たいのに💧」 「じゃ一人でi「危ないから 却下」………ちっ」 そんな会話をしながら歩く 二人組を影から見ていたモノが いた。 そのモノ達は一斉にある場所へと 移動して行き闇に姿を消した。 「ボロ屋敷だけど此処で良い んじゃないか?」 「まぁ寝るのに困らなければ 何処でも良い」 「じゃ今夜の宿は此処で決まり だな」 「見張りよろしく」 それだけ言うと紅髪の男は さっさと横になった。 蒼髪の男は小さく溜め息を つくと辺りを見渡し見張りを 始めたのだった。
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