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誰かと間違っているのか私はポカンと朝宮君を見つめた。
すると朝宮君は閉じていた目をパチッと開けて飛び起きてこちらを見た。
「……あ、朝宮君?先生来てるよ。」
私は若干苦笑いをしながら声をかけた。
「…ありがと。
あの…俺今変な事言わなかった?」
あ~…アヤって人の事かな。
何か妙に焦る朝宮君が可愛いかった。
「アヤって人…彼女?」
焦っている朝宮君が楽しくて少しからかうように笑う。
「…うん、そう。」
朝宮君は恥ずかしそうに頷いた。
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