消えた花火

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原田陸。享年、18歳。 あたしの…大切な人―――…。 「ん…。り…りく…?」 「あ、優奈ちゃん…大丈夫?」 「あ、おばさん……陸は?」 「優奈ちゃん…陸はもう…」 「嘘ですよね?あたしの夢だよそれ…陸が小さな男の子を助けてあげようとして代わりに車に…」 「優奈ちゃん…」 「いや…いやああああぁぁぁぁ――…」 涙は止まらなかった… .
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