壱.出会い

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ホントだ・・・何か出そう・・・ そこは一階建ての小さな古くて黒い事務所だった。ドアが開いてる・・・・入ってみよう♪ 「おじゃましまーす・・・」 中にはテーブルと椅子が二つだけのシンプルな部屋。 黒と白の椅子があった。 「うわ・・・ホコリが滅茶苦茶あるね・・・」 どうしよう?帰ろうかな?何もいないし・・・・ 「何やってんだ?」 「うっひゃあぁぁ!」 後ろから誰かが私の肩を叩く。誰なの?誰なの? 「何をそんなにびっくりしていやがる?びっくりしたのはこっちだぜ。こそ泥か?それとも客か?」 「命だけは勘弁を~」 「一体何を言ってやがる?」 その人は黒いハットにボサボサの頭。黒い服を来た人だった。 「で?なんか用か?」 「あ、あの!この事務所について聞きたくて・・・・」
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