10人が本棚に入れています
本棚に追加
「話ぃ?・・・・まあそこに座んな」
私はその人に言われるがまま椅子に座ろうとすると・・・・
「おっと!黒い椅子には座んなよ!」
「え!?あ、はい」
何で・・・ダメなんだろ?
そしてしばらくして男の人は黒い椅子に座った。
「よし、じゃあ自己紹介だ俺はクロウ宜しくな」
「私は惑鷲みずきです!よろしくお願いします!」
「で!何でここにきやがったんだ?」
鋭い目で私をギラリと睨む。怖いよー怖いよー
「な、なんだか・・・妖怪が出るって噂で・・・」
その言葉を言った瞬間。クロウさんの顔色が変わり、しばらくして下を向いた。
「あ、あのー?私、何かまずいこと言いました?」
「プッ!ブヒャァァァ!よ妖怪?そんなもんいるわけねーだろ!アヒャヒャヒャヒャ!」
クロウさんはバカ笑いした。じゃあここに妖怪はいないんだね?
あーあ期待はずれ・・・・・
「ん?もう帰るのか?」
「あ、はい!」
「そうかそうか、じゃあまた来いよな!暇だし」
うーん?また行こうかな?
暇だったらね。
最初のコメントを投稿しよう!