プロローグらしきもの

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学校に続く道に変な鏡が浮いていた。他の奴らには見えていないのか、皆鏡をスルーしていく。 自分にしか見えない鏡に好奇心が刺激されて、とりあえず触れてみることにした。 そうか、ここでやめておくべきだったのかと、今更ながらに後悔。 鏡に触れた瞬間、今の状態になったという訳だ。どうしたものだろう。 改めて辺りを見回す。皆同じような格好をしている。 白いブラウスに紺色のスカート。黒いソックス(ハイソックスからニーソ、ルーズソックスまで様々)に赤いリボン。そして黒いマント。 どこまで魔法使いチックなんだと思う。今ならルイズに召喚された時のサイトの気持ちがわかる気がする。 「それは出来ませんアミリア殿下。召喚した者とはどのような者とも契約を結ばねばならないのです」 そんな、しわがれた声のした方を向くとハゲとちび桃がいた。 ハゲは多分先生的な立ち位置の人だと思われる。その辺に群がる奴らとは違うマントに肩の辺りに付いている階級証らしき星で勝手に判断。 (どれだけゼロ使を再現したいんだ) 腕を組んで呑気に思う。腕を組んだ時に腕と胸に違和感を感じた。 なんだと思い下を見る。 「なんで私があんな口の悪い「お、女になってる!?」と契約しなきゃいけないんですか!?」  
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