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人を指で指すのは失礼だろ!!っと、カクは、恥ずかしさと申し訳なさという変な感情をアリスにぶつけた。
「アリス!! 」
怒鳴られて、気づいたアリスはすぐにカクの方を向く。
「えっ?なに」
笑顔で答えたアリスに、更に腹をたてたカク。
「なんで俺が連れてこられたんだ!!」
アリスは、ほんの少しだけ日本に来たことを旅行かなにかと勘違いしながらも、本来の目的を思い出した。
「あーあ、だから、ダークアークの本部まで連れてってもらうためだよ!! 」
「……!!」
カクはかなり動揺しはじめる。いきなり何を言い出したかと思えば、そういうことだったのか。
「どうかしたのかよ?」
ジュンが何か察したように言った。カクの隣に立っていた、リアンダが、わかったかのように口を開いた。
「知らないの?」
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