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epilogue
「O salutaris Hostia！
Quae coeli pandis ostium！
Bella premunt hostiria,
Da robur,fer auxilium！」
澤井の詠唱が響いた。
「O salutaris Hostia
Quae coeli pandis ostium
Bella premunt hostiria,Da robur,fer auxilium」
燃え盛る炎と共に、既に此の世のものでない者達は皆、躯から退いていった。
「Uni trinoque Domino Sit sempiternagloria,
Qui vitam sine termino,Nobis donet in patria」
蒼井俊も、そして須々木も。
彼に連れていかれた。
後に残ったのは、黒焦げになった須々木の亡骸だけだった。
「Amen」
十字を切った後、澤井晏次は蒼井爽の手をとった。
「よく頑張ったな。
君は、本当に良くやった」
少女の手をその大きな両の手で包み込んだ。
「生きろ。
いつかきっと、答えは見つかる」
FIN
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