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綾人たちはメイの家を出た。
「こりゃあすげぇ………」
綾人が外に出るとそこには女の人がいっぱい歩いていた。男はかなり少ない。
「外は危険なのでここに集まる人が多いんですよ。」
「確かにこの世界は女の人が少ないからなぁ……。」
そういった後、不意に一つ気がついた。
「………ていうかこの世界ってどうやって人を維持してるんだろう……。」
「何か言いましたか？」
「い、いや。別に何も……。……で、ここからどうやって外に出る？」
「前に見える門を出て、ずっと進んでいくと出れます。」
「わかった。」
そういえば、綾人はいきなりタメ口でメイに話し始めたな……。
「では、先に外で待っています。」
というと、メイは綾人が向かう門と違う門に向かった。恐らく、女性はあっちから簡単に出られるのだろう。
「じゃあ俺も行くか！」
綾人も門をくぐった。
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