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私は、屋上。 ああ、ここから飛びおれれば、楽になるんだ。 友達なんかいないし、親も帰ってこない。 「―――…もういいや」 「何してんだよ。あ゛?」 ――――…意味不明。 「何で怒ってるんですか」 「知らない。お前のせい」 プチン… 「訳わかんない!!こっちは、死のうとしてんだよ!!もう、これ以上私の邪魔をしないで!!」 「っだと、てめぇ!!!! 俺を誰だと思ってやがる!!」 「―――…知りません。」 私のこの一言で、こんなに変わるとは、思ってもいなかった。
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