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「ああ、でもアイツに追いついたと思った瞬間信じられない速さで逃げていったんだ。そう、俺が追いつくまで待っていたかのように……」 「その後そいつはどうしたの?」 「後ろから走ってきたよ。俺が今まで知っていたそいつのペースでね……」 「それって……!」 それから俺は言うのが怖くなって話を止めた。 思い出したくなかったんだ……
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