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ナイスアイディアを駆使しながら楽しい日々は過ぎ行き、夏休みを数日後に控えたある日。
部活が終わり、蒸し暑い河川敷を友達と二人でダラダラ喋りながら歩いていました。
そこへ、僕達の進路を遮るように、猛烈な勢いで車が突っ込んで来ました。
僕達の体には傷１つ付きませんでしたが、ハンドルを握り潰さんばかりのオーラを放つ運転手の眼力をまともに食らって、僕のＨＰはマイナス100000を越えてしまいました。
隣にいる友達はガタガタ震えだし、失神寸前です。
大魔人のお出座しです。
何やら、ジョジョに出てきそうな効果音を身に纏いつつ、ブッ千切れそうな勢いでドアを叩きつけながら車から降りて来ましたよ？
―――僕のお母様が―――
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