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無言のまま、エレベーターのボタンを押すお母さん。
残り少ない時間で過去の事例と対策を引っ張り出す為に、シワの少ない脳ミソをフル活用せねば!
僕の目玉はグルグルキョロキョロと忙しく動いていました。
しかし、怒りの原因が分からない今、僕に成す術はなく。
チ―――ン……
やがて、エレベーターのドアが開きました。
うむ!
やっぱり何がなんだか分からない!
しゃぁ~ない。
ここは男らしく開き直って、お母さんが本題に入るまで気長に待つとするか~。
どうせ、訳のわからない長ったらしい説教喰らって終わりだもん🎵
正座は少し辛いけど、泣き真似すればきっと何とかなるさ🎵
ヨシッ!
頑張って乗りきるぞ!
さすが、もう中学生!
完全に流れを読みきった!
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